私たちについて
2014年、三河湾の海辺で一本の柳の木に出会ったことから、ウィローコーヴ・ラインの物語は始まりました。潮風に揺れるその枝は、忙しさに疲れた私たちの心を静かに解きほぐしてくれました。
西浦の入江に根を張る柳は、何十年もの間、満ち引きする潮と対話を続けてきました。私たちはその佇まいに導かれるように、この場所を歩く小さな案内の仕組みをつくりました。
地図には載らない小径、地元の漁師だけが知る潮だまり、朝霧の中でしか見えない光景——それらを丁寧に紡ぎ、訪れる方へとお届けしています。
私たちが大切にしているのは「引き算の案内」です。過剰な設備や演出を加えるのではなく、柳と海が本来持つ静けさを、そのままの姿でお届けすること。
散策路の整備も、案内板の一枚に至るまで、自然の呼吸を妨げないことを第一に考えています。
柳は風に逆らわない。
だからこそ、幾百の潮の満ち引きを見届けてきた。
— Willow Cove Line 創業の言葉
訪れるすべての方と、この土地の自然に対して、私たちが守り続けている約束です。
渚を敬う
潮位や生態系に配慮した最小限の整備を行い、自然の景観を損なわない散策路づくりを徹底しています。
ゆるやかな案内
効率や量ではなく、一人ひとりが自分の速度で入江と向き合える時間を大切にしています。
季節への誠実さ
その季節にしか見られない景色を、誇張せずありのままにお伝えすることを信条としています。